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【透明度が違う】一般的な「黄色い」ABSライク樹脂とは別物!Bfullの透明樹脂がガラスのように仕上がる理由

「透明の光造形品を頼んだら、黄色味がかったパーツが届いた」そんな経験はありませんか?BfullのABSライク樹脂は「地色の透明度」が違います。ガラスのようなクリアな造形品をお届けできる理由と、そのクオリティを自社で再現するための導入ソリューションを解説。

「透明のABSライク樹脂で試作を依頼したはずなのに、届いたパーツがなんとなく黄色い……」

3Dプリント、特に光造形(SLA)において、透明素材の「色味」に関する悩みは尽きません。

一般的に流通している多くの透明樹脂は、材料の成分上、硬化前の液体の時点ですでに「淡い黄色」や「琥珀色」を帯びていることが少なくありません。

そのため、どれだけ磨いても「透明な黄色いパーツ」にしかならないのです。

しかし、私たち株式会社Bfullが採用している「高透明ABSライク樹脂」は違います。

今回は、なぜ当社の透明パーツはガラスのようにクリアなのか、その理由と、その品質を手に入れる方法について解説します。

1. そもそも「材料の地色」が違う

最大の違いは、スタート地点である「材料の色」です。

  • 一般的な透明ABSライク樹脂
    本来の仕様として、少し黄色味がかっているものが多いのが実情です。そのため、厚みが出るほど黄色が濃く見えてしまいます。
  • Bfullの透明ABSライク樹脂
    材料自体の透明度が非常に高く、ほぼ無色です。
    厚みのあるパーツでも、奥までスッキリと透き通って見えます。

もちろん、光造形の樹脂である以上、長期間日光(紫外線)に当たり続けると徐々に黄変していく性質は避けられません。だからこそ、「最初の地色が限りなく無色であること」と、それを維持するための「適切な後処理」が非常に重要なのです。

2. Bfullがお届けする「プロの仕上げ工程」

当社に造形をご依頼いただいた場合、単に出力するだけでなく、熟練のスタッフが以下の工程を経て「ガラスのような透明度」に仕上げてお届けします。

① 徹底したサンディング(研磨)

造形直後のパーツは、積層痕により「すりガラス」のように白く曇っています。これを#400〜#2000番の耐水ペーパーを使い分け、水を使いながら丁寧に磨き上げます。当社の材料はABSライク特有の「粘り」がありながらも加工性が良く、プロの手によって平滑な表面を作り出します。

② 透明度と耐久性を高める「クリア塗装」

ここが黄変対策の要です。磨き上げたパーツに「UVカット効果のあるクリア塗装」を施します。これにより、表面の微細な傷を埋めて透明度を最大化させると同時に、紫外線による劣化(黄変)を遅らせ、美しい状態を長く保つことが可能になります。

3. 具体的にどんな用途で使われている?

当社の高透明ABSライク樹脂は、「透明度」と「ABSライクの扱いやすさ」を両立しているため、様々な業界の試作現場で採用されています。具体的な活用シーンをご紹介します。

【自動車部品のレンズ・導光体試作】

ヘッドライトカバーやテールランプ、車内のインパネ周りの導光板など、「光をどう通すか」を確認する試作に最適です。材料が黄色味を帯びていると、LEDの色味が変わってしまい正確な検証ができませんが、当社の素材は無色透明に近いため、光の拡散や透過具合を正確にシミュレーションできます。

【化粧品・飲料ボトルのデザインモックアップ】

香水瓶や化粧水ボトルなど、中身の液体の色を見せるパッケージデザインにおいて、容器の透明度は命です。切削加工(アクリル削り出し)ではコストと時間がかかりすぎる複雑な曲面デザインも、3Dプリンターなら短納期で製作可能です。ガラスのような質感で、プレゼンテーションの説得力を高めます。

【流体解析(可視化モデル)】

ポンプ、バルブ、マニホールドなどの内部流路を可視化したい場合にも選ばれています。ABSライク樹脂は適度な靭性があるため、タッピング(ネジ切り)やインサートナットの挿入もしやすく、実際に治具として組み込んで実験を行うことが可能です。

4. 透明造形に関するよくある質問(FAQ)

お客様から寄せられる、透明ABSライク樹脂に関する技術的なご質問にお答えします。

Q. 中空形状(空洞)の内側も透明に磨けますか?

A. 一体造形の場合は難しいですが、「分割造形」なら可能です。通常、手や工具が入らない内部は磨くことができず、すりガラス状のまま残ってしまいます。しかし、データをあらかじめ2つに分割して造形し、それぞれ内側を研磨してから透明接着剤で接合することで、中空内部までクリアに仕上げる技術があります。Bfullの技術チームはこの「分割・接合」のノウハウも豊富ですので、ぜひご相談ください。

Q. アクリル(切削)と比べて透明度はどうですか?

A. 一体造形の場合は難しいですが、「分割造形」なら可能です。通常、手や工具が入らない内部は磨くことができず、すりガラス状のまま残ってしまいます。しかし、データをあらかじめ2つに分割して造形し、それぞれ内側を研磨してから透明接着剤で接合することで、中空内部までクリアに仕上げる技術があります。Bfullの技術チームはこの「分割・接合」のノウハウも豊富ですので、ぜひご相談ください。

Q. 自分で磨きたいので、出力したまま(未研磨)で納品してもらえますか?

A.はい、可能です。コストを抑えるために、サポート除去のみの状態での納品も承っております。ご自身で研磨に挑戦される方向けに、仕上げのアドバイスも可能です。

5. このクオリティを手に入れる2つの方法

方法A:【受託製造】プロが仕上げたパーツをお届け

「設備はないけれど、すぐに透明な試作品が欲しい」「手間のかかる研磨作業まで任せたい」という方へ。Bfullの3Dプリントサービスなら、データを送るだけで、材料の選定から出力、プロによる研磨・塗装済みの完成品をお手元にお届けします。1個の試作から量産前のモックアップまで、柔軟に対応可能です。

方法B:【装置導入】自社でこのクオリティを内製化

「開発スピードを上げるために、社内でこの透明モデルを作りたい」「外注費を抑えたい」という企業様へ。当社が使用している産業用3Dプリンター「ZRapid iSLAシリーズ」と、この「高透明ABSライク樹脂」**をセットで導入いただくことが可能です。

  • 装置(iSLA): 安定した造形品質と大型出力に対応。
  • 材料: Bfullが検証済みの高透明パラメータを提供。

装置と材料だけでなく、「どうすれば綺麗に造形できるか」「どう磨けば透明になるか」というノウハウも含めてサポートいたしますので、導入後すぐに高クオリティな内製化が実現します。

まずは「実際の透明度」をご確認ください

「ABSライクなのに、本当に黄色くないの?」

そう疑問に思われる方は、ぜひ一度Bfullまでお問い合わせください。ご希望の用途に合わせて、最適な製造プラン(受託製造)のご提案、あるいは内製化(装置導入)に向けたシミュレーションをさせていただきます。

「強くて、無色透明」な3Dプリントの常識を、Bfullの技術で体験してみませんか?

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